第百十一日光丸黒木漁撈長 part1
去る平成29年7月10日に静岡県焼津港において、
第百十一日光丸の3航海目の水揚げが行われました。
漁獲物は、近海・東沖漁場の凍結ビンナガを主体に大漁331トンを水揚げしました。
遠洋かつお一本釣り漁船の漁獲物は全て凍結しますが、
船上で釣り上げてすぐB-1(ブライン凍結一級品)製造で凍結するため、
鮮度は優れ、色も良いと市場からも高く評価されています。
第百十一日光丸黒木漁撈長 part2
第111日光丸は、平成27年11月に竣工(完成)されたまだ2年目の新船です。
本船は、初航海(平成27年12月)から当組合が、
もうかる漁業創設支援事業という国の補助事業を活用して用船している船で、
思い入れの深い船です。
特徴は、遠洋漁船唯一の総トン数599トン型(他の漁船は主に370~499トン)の大型船で、
省エネ設備も備え、船室はILO基準に則って広く快適な船上での生活ができます。
10代~20代の若い日本人の乗組員も3名乗船しています。
また、漁獲物は450トンも積むことが可能です。
第百十一日光丸黒木漁撈長 part3
さて、その本船のリーダーが黒木漁撈長です。
昨年は遠洋かつお一本釣り船の中で水揚げ実績日本一に輝いた実力者。
お話しさせていただいてもいつも気さくで、楽しい漁撈長です。
黒木漁撈長は、本航海の大漁ではまだまだ満足していないようで、
「次航海、満船を目指して頑張ってくる。」とのお言葉には、力がみなぎっていました。
目指せ大漁・満船!! そしてご安航をお祈りしています。
指導部 平原(写真右)