かつお・まぐろコラム

10 月 10 日『まぐろの日』には歴史とロマンを感じて欲しい!

10 月 10 日『まぐろの日』には歴史とロマンを感じて欲しい!

今回は“串木野まぐろ大使 たけどん”様よりマグロ愛を語っていただけることになりました(≧▽≦)
たけどん様は、『くしきの盛り上げ隊』隊長で2018年〜鹿児島県いちき串木野市総合観光案内所の西郷どん、その名も「たけどん」としてご活躍中です。ご実家は自転車屋のプロの肥り手(ふとりて)。2021年〜『串木野まぐろ大使』に就任。大好物のまぐろをたくさん食べながら『薩州串木野まぐろ』のPRを行っていらっしゃいます。
早速ご覧ください!

『10 月 10 日『まぐろの日』には歴史とロマンを感じて欲しい!』
「はじめまして!まぐろのまち鹿児島県いちき串木野市『串木野まぐろ大使』たけどんこと竹原勇輝でごわす!どんど~ん!!」
https://twitter.com/takedon94
と、元気よく自己紹介させていただきましたが、この記事を読まれている皆様の大多数は、 「そもそもいちき串木野市ってどこ?え、、、まぐろのまち??」 と、思われているかもしれません。 鹿児島県いちき串木野市は東シナ海に面した人口約 2 万 6 千人あまりの小さな港町 ですが、いちき串木野市の遠洋マグロはえ縄漁の歴史は古く、現在でも日本有数の 船籍保有数で特にミナミマグロに関しては漁獲量日本一なんですよ!
しかし、残念ながら全国的にはまだまだ知名度が高くないということで、昨年 2021 年 10 月 10 日『まぐろの日』に合わせて創設されたのが『串木野まぐろ大使』です。


《写真:右 たけどん/串木野市漁協直営海鮮まぐろ家前に設置してあるまぐろ のオブジェ『まぐ男』前にて》

選ばれし『串木野まぐろ大使』 >゜))))彡

『薩州串木野まぐろ』(いちき串木野市のまぐろブランド)の知名度向上と消費拡大普 及を主な任務として選ばれた『串木野まぐろ大使』ですが、わたし自身も大使に就任 するまで 10 月 10 日『まぐろの日』に関しては、あまり詳しくは知りませんでした。
1年365日、様々な記念日がある中で大抵は数字の語呂合わせや関係ある出来事で 選ばれていることが多いイメージですが、こと『まぐろの日』に関しては、「今からおよそ 1300 年以上前の 10 月 10 日に、まぐろについて詠まれた和歌(長歌) があったから!」 という、中々に尖った(アカデミックかつロマンのある)理由だったことに驚きました!
まぐろはそんなに昔から日本人に愛されていた魚だったんですね。



《写真::2021 年 9 月 29 日串木野まぐろ大使委嘱式の様子・大使は 3 名(左 いちき串木野市の西郷どんことたけどん)》

年末年始も『天然まぐろ』です!!

今年の10月10日にも、鹿児島まぐろ船主協会・鹿児島まぐろ同友会の主催で地元スーパーにて恒例の『まぐろの日キャンペーン』として、まぐろの生産者直売(メバチまぐ ろ 1 ブロック約 230g を税込 500 円で販売)が実施されました。
わたしたち『串木野まぐろ大使』も参加して、『薩州串木野まぐろ』と『まぐろの日』のPR を行いました!
12 月 29 日(木)・12 月 30 日(金)には、こちらも毎年恒例の『天然船凍はえ縄ミナミマグロ生産者直売』が、鹿児島市おいどん市場与次郎館特設テントで開催予定です。
日本人が古来から愛した『まぐろ』を食べて年越しと、新年を迎えましょう!
今後とも『串木野まぐろ大使』共々、『薩州串木野まぐろ』を何卒よろしくお願いいたし ます!
最後にわたしも和歌をひとつ、

「このまぐろ いいねと君が言ったから 十月十日は まぐろ記念日」

おあとがよろしいようで!笑 皆様どうぞ良いお年を!!

串木野まぐろ大使たけどん拝





《写真:まぐろの日キャンペーンの様子/右 同大使ジミー入枝さん・左 たけどん》


かつおまぐろぽーたる 丸山 絵里子