かつお・まぐろコラム

乗組員の収入はどのくらいあるの?

遠洋まぐろ延縄漁船で働きたい方は、「漁撈長」を目指してみませんか?

遠洋まぐろ延縄漁船に乗っている乗組員の収入は、
新人乗組員【員級B】の場合でおよそ月収30~34万円、
年収で360~410万円以上ですが、
水揚げ量に応じてもらえる額も変わってきます。
1~2年間の乗船経験を積み、仕事が出来るようになると、
【員級A】というクラスになり、月収でおよそ38~42万、
年収で450~510万円以上になります。
乗船経験を積み、海技資格を取得すると、船長や機関長などの
船舶職員となることが出来ます。
※それまでは、甲板員や機関員などの一般船員(部員)です。
海技士を取得し、船舶職員となった場合、
一等航海士で月収48~58万円、年収で580~650万円以上です。
おおよそ乗船から3~5年位でこのクラスまでは上がることが出来ます。
更に、航海士としての仕事が認められると、「船長」になることが出来ます。
実際に、20代で船長となった船員さんもいます。
船長の場合、月収で64~72万円、年収で770~860万円以上です。
責任は伴ってきますが、実力で勝ち取ることが出来ます。
そして、操業に係る全責任を持つ「漁撈長」になると、
月収で90~104万円以上、年収で1,075~1,240万円以上になります。
1,000万を超える職業はなかなかありません。
これは、あくまでも平均的な水揚げ量での給与なので、
それ以上の水揚げがあれば、更に収入が上がります。
また、未経験からでも、自分の努力や実力で船長や
漁撈長まで登りつめることも可能です。
また、航海中は、食費・光熱費は船で支給されるため、お金も溜まります。
20歳代の若手船員でも年間約200万円、
5年で1,000万円以上の貯金をしている若者もいます。
遠洋まぐろ延縄漁船で働きたい方は、「漁撈長」を目指してみませんか?